ヘアカラーで色が染まりにくい人が、カラーの前にすべきこととは?

美容・髪型

ヘアカラーが染まりにくいと、感じたことはありますか?
中には私は元々染まりにくい髪質だからと思っている方や、しっかりと染まるときとそうでないときがあるという方など様々なケースがあると思いますが、皆さんはその原因をご存知でしょうか?

今回は染まりやすい人や染まりにくい人の特徴と、ヘアカラーをする際に染まりをよくするための方法をお話しさせていただきます。

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髪の染まりやすさの違いとは!

髪質

ヘアカラーの染まり具合に関していきなり核心になりますが、自身の意識で変えることのできない髪質による影響が最も多いかもしれません。
生まれ持ったものですので、一生関わらなければいけません。

ではどのような人が当てはまるのか、その特徴を見ていきましょう。

染まりやすい人

  • 髪が細くて柔らかい
  • キューティクルが少ない
  • ダメージ毛(定期的にカラーやパーマをしている)
  • 乾燥肌

染まりにくい人

  • 髪が太くてかたい
  • キューティクルが多い
  • 健康毛(ヘアカラーやパーマをほとんどしていない)
  • オイリー肌

上記の通り、髪が染まりにくい原因とは髪の太さとキューティクルの量、そして髪自体のダメージ量によって異なります。
すべてが当てはまる方に関しては、かなり染まりにくいと言えるかもしれません。

 

基本的に髪が太い人は、キューティクルの量が多い傾向にあります。
キューティクルとは、髪の内部を外的刺激から守っている盾のようなものです。

一般的に6~7枚のキューティクルが重なってできており髪の毛を覆っているのですが、髪の細い方は4~5枚と言われており、反対に髪の太い方は10枚前後あり、前者に比べておよそ倍の違いがあります。

外的刺激から守っているキューティクルの枚数が違うということは、当然ヘアカラーに対する耐性が高いということになり、それが髪の染まりにくい原因となってしまいます。

特に健康毛であるほどキューティクルの状態も良く整っているので、より強固に髪を守っているということになります。

 

また、オイリー肌の人で頭皮に油分が出やすい方も注意が必要です。
美容室によってはカラーのみのお客様は時間短縮のため、最初にシャンプーせずにいきなりヘアカラーから始めるお店もあります。

そうなると自身の油分が薬剤の浸透を妨げてしまい、染まりにくさの原因になってしまいます。

日常のヘアケア習慣

髪の染まりにくい原因としては髪質だけではなく、何気ない日ごろの生活習慣にも起因している場合があります。
では一体どのようなものが、染まりにくい髪の状態を作ってしまっているのか見ていきましょう。

日常的なスタイリング剤の使用

  • ヘアワックス
  • アウトバストリートメント
  • ヘアスプレーなど

毎日のシャンプー

  • シリコン配合シャンプー
  • インバストリートメント
  • リンスなど

 

普段使用しているスタイリング剤の中でもヘアスプレーやヘアワックスは、シャンプーでも非常に落ちにくいという性質を持っています。

そして上記の中で共通して言えることは、どれも髪の毛をしっかりとコーティングすることによって効果を発揮するもので、油分を多く含みます。

そうなると美容室でシャンプーしてからヘアカラーをやるとしても、毎日のヘアケア習慣で形成されている頑固な皮膜を落としきることは困難です。

それがヘアカラーをする際の障壁となってしまい、薬剤の浸透を阻害してしまいます。

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ヘアカラーの染まりをよくする方法とは?

髪が染まりにくくなってしまう原因については、大体わかって頂けたと思います。
でもいくら自身が染まりにくい髪質と分かっていても、それで泣き寝入りなんてしたくはないですよね?

せっかくの人生、めいっぱいオシャレを楽しめるように、ヘアカラーの染まりをよくする方法についてお話していきます。

ヘアカラーをする一週間前からやるべきこと

普段から染まりにくいと感じている方は一週間前から普段使用しているシャンプーを変えて、ノンシリコンシャンプーを使用するようにしてみましょう。

トリートメントはしても大丈夫ですが、中間から毛先のみで使用して、根元付近につけないように注意してください。
また、普段のスタイリング剤も特に残りやすいヘアスプレーやヘアワックスを、なるべく使用しないようにしてください。

そうすることで髪に残ってしまっているシリコンや油分を減らすことができ、ヘアカラーをするための下地を作ることができます。

 

でも中には、仕事柄しっかりとヘアスプレーやヘアワックスを使用して毎日スタイリングをしなければならないという方も、いるかもしれません。

そんな方のために裏技を一つ。
美容室でたまに使われるお客様には絶対に言えない荒療治になりますが、ヘアカラーをする直前だけで良い方法です。

それは台所用洗剤を髪の毛に揉みこんで泡立ててから、5分ほど放置します。そして洗い流せば、ほとんどの頑固な油分や汚れをしっかりと落とすことができます。

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但し注意として台所用洗剤は非常に強力ですので、絶対に頭皮にはつかないようにして使用してください。頭皮はほかの部位よりも敏感で繊細にできています。

もし使用中に頭皮についてしまった場合は、肌の弱い敏感肌の方または使用中にピリピリと異変を感じた際はすぐに使用を中止して、しっかりと洗い流してくださいね。

定期的にヘアカラーをする

健康毛やとても髪質の太い方などは、いきなり希望の色味にしたいと思っていてもなかなか難しいので、定期的なヘアカラーをして徐々に希望の色味に近づけるという方法があります。

一度に髪を大きく痛める心配もなく、一番安全な方法ですね。
実際に美容室では初めてカラーをするお客様にはまず必ずと言っていいほど、提案する方法になります。

一度に希望の色味にするにはブリーチなどをする必要がありダメージ量がデカすぎますし、実際に自身にやってみるとイメージと違ったと黒髪に戻そうとする方がいます。
でもブリーチをした髪は黒く戻しても退色も激しくなり、ごわつきも酷くなります。

そのようなことから一時のノリで染めたけど後から後悔する人が多いので、前途したように徐々に明るくしていけば途中でやめることができ後悔することも少なくて済むので、非常におススメです。

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まとめ

髪が染まりにくい方にとっては、ヘアカラーで希望の色味にするというのは憧れでもあると思います。

美容室にはよく流行りの色味にしたいといらっしゃる方が多いのですが、大体がブリーチを必要とするような色味であることが非常に多く、雑誌やSNSなどでブリーチなしでできますみたいな色でも、かなりその人の髪質に依存する場合があり限定的です。

余り万人向けではないケースですので無理にその色にしようといきなりブリーチをせずに、まずは美容師さんの意見をしっかりと聞いて、染めた後の数か月先の自身の髪の状態までしっかりと話すようにしましょう。

そうしないと、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。
上記を踏まえて、ぜひおしゃれを楽しんでくださいね。

 

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この記事を書いた人
大田原宏

美容師の大田原と申します。
自身の経験を生かして、さまざまなお悩みを持っている方に少しでもお力になれればと思いヘアケアや育毛・薄毛に関する記事を書いております。

毛髪関連だけではなく、美容師の知られていない意外な業界事情なども書いておりますのでお楽しみいただければと思います。

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