巷にあふれているシャンプー剤。一体どれを使えば良いの?

美容・髪型

ドラッグストアなどへ行けば、そこで販売されてるシャンプー剤の種類の多さに圧倒されてしまいますよね。
しかも、どのシャンプー剤もすごく髪に良さそうに見えます。

しかし、ポスターの女性の艶やかな髪や、華やかなイメージに騙されてはなりません。
シャンプー剤は、ほぼ毎日肌に触れるものです。合成添加物が大量に配合されているものも中にはあるので、雰囲気やイメージで選んではいけないのです。

「じゃあ一体どうすればよいの?」とあなたは途方にくれるでしょうが、ご安心ください。
ベテラン美容師が、あなたに合うシャンプーの見つけ方をお教えします。

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私が実際に使用しているシャンプーとコンディショナー

私は美容師なので、スーパーやドラッグストアなどで販売されている商品を使う事はまずありません。
それは美容師としてのプライドなどではなく、中身に何が使われているか分からない商品を使うのは恐ろしいからです。

しっかりと内容成分や特性の説明を聞いて、納得したものを使っていますよ。

私が現在使っているシャンプー剤は、マミアンアロエと言うメーカーの「漢方シャンプー(税別3000円)」で、コンディショナーも同じシリーズの「漢方トリートメント(税別2400円)」です。
私もそんなに若くはないので、育毛に特化したこの製品を愛用しています。

お店で普段使っているシャンプーは?

私の美容室で普段使用しているのは、アミノ酸系のシンプルなシャンプー剤です。アミノ酸系と言う事については、あとで説明します。
美容室専売の物なので、市場には出回っていないと思います。

美容室で行うシャンプーは、パーマやヘアカラーなど様々な施術前に行う事が多いので、余計なものが入っていると特にパーマなどの邪魔をしてかかりにくくさせるものもあるので、施術前のシャンプーはただ単に汚れを落とすだけのものが一番良いと思います。

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シャンプーの選び方のポイント

市販されているシャンプー剤のうたい文句に、「くせ毛の落ち着きを良くする」や「柔らかい毛にコシを出す」などいろいろ歌っていますが、私たち美容師から言わせてもらえば、それはシャンプー剤の役目ではなく、コンディショナーやスタイリング剤その他の商品の役割です。

シャンプー剤の大切な役割は、地肌の皮脂や汚れを適切に落とすことです。
シャンプー剤は4つに分類されることはすでに述べましたね。その4つについて説明します。

高級アルコール系シャンプー剤

主成分の界面活性剤は、石油から合成されるラウリル硫酸塩やセチル硫酸塩などで、特徴は洗浄力が強く泡立ちも良いのですが、地肌に対する刺激が強いので、皮膚に残るとトラブルの原因になり易いと言う欠点があります。

しかし、原料が安価なので、市販のシャンプー剤はほとんどがこのタイプです。

アミノ酸系シャンプー剤

主成分はトウモロコシや昆布からとれるアシルグルタミン酸ナトリウムなどで、髪の毛や皮膚などと同じアミノ酸なので刺激が少なく、洗浄力もマイルドです。

石けん系シャンプー剤

主成分は植物油などからとれる高級脂肪酸塩で、洗浄力は強いが皮膚に対する刺激が少ないのが特徴です。
ただせっけん分が髪に残りやすいので、洗髪後、髪がきしみやすくなるのが欠点です。

両性系シャンプー剤

主成分は石油から合成されるイミダリンやペタインなどで、単独で使われることは少なく、高級アルコール系シャンプーに混ぜると皮膚への刺激を和らげる効果があるので、添加物として使用されることがほとんどです。

 

こうして4つ並べてみると、どのシャンプー剤をチョイスすれば良いか、おのずと明らかになりますよね。

シャンプーを頻繁に行う現代の私たちに強い洗浄力は必要なく、それより低刺激でマイルドな洗浄力のアミノ酸系、その次が石けん系のシャンプー剤って事になります。

オススメのシャンプー、トリートメント

あなたにお勧めのシャンプーとトリートメントはズバリこれです!って言いたいのですが、美容師がすすめる商品はほとんどが美容室専売品で、なかなか手に入りづらいと思いますので、ドラッグストアなどでの選び方のコツを教えますね。

300ml入りで1000円以下のものはやめよう

石けん系のシャンプーは比較的安いのですが、それ以外で1000円以下のものは、ほとんどが高級アルコール系だと思って良いかと思います。やはり良いものは、多少値が張るものです。

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特に女性の方に言いたいのですが、顔には1万円くらい平気で使うのに、顔のすぐ上の部分には1000円もかけないのは、あまりにも髪と頭皮が可愛そうですよ。

シャンプー剤が光沢のあるものはやめよう

これは買って使用してみないと分かりませんが、シャンプー剤がつやつやして光沢があるのは、もともと洗浄力が強すぎて髪を傷めてしまうので、様々な添加物を入れなければならず、そうするとシャンプー剤が濁ってしまうので、それをごまかすために白くして光沢を出しているのです。

なるべく透明に近いものを選ぼう

アミノ酸系シャンプーは多少薄い色はついていますが、透明に近いものがほとんどです。
その理由は洗浄力がマイルドで髪を傷めないので、感触を良く見せる添加剤などを使う必要がないからです。

トリートメントはシャンプーと同じシリーズの物を使おう

トリートメントの見極め方は中々難しいので、良いシャンプー剤が見つかれば、それと同じラインナップのトリートメントを購入すれば間違いないと思いますよ。

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まとめ

シャンプーが日本に初めて登場したのは、確か昭和30年位だったと聞いています。
それから半世紀以上たった現在、こんなに爆発的に種類が増えるとは、当時の人は思いもよらなかったでしょうね。

パーマやヘアカラー剤は多くても皮膚や髪に触れるのは月1回程度ですが、シャンプー剤は、ほぼ毎日体に触れるものです。
だからこそ私たちはテレビCMやポスターなどにだまされず、厳しい目で商品を選ぶ必要があります。

50年後、100年後も、私たちの子や孫たちが美しい髪でいられるように。

 

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この記事を書いた人
ペルソナ

私は美容師歴40年以上で美容室のオーナーでもあります。
長い経験を持つ私が最近思うのは、昔に比べて年齢に関係なくお客様の髪が劣化してるなーって事です。
その原因は、食べ物や、あるいはヘアケアのやり方など様だとは思いますが、美容師としてこのような状況を黙って見ている訳にはいかないと思い、髪に対する正しい知識を少しでも多く皆さんに紹介してゆきたいと思っております。

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