市販のシャンプーと美容室のシャンプーはどう違う?良質なシャンプーの見分け方!

美容・髪型

現在、スーパーやドラッグストア、さらに美容室やネット通販などを含めると、かなりの種類のシャンプーが販売されています。
その数は私の想像ですが、ゆうに千種類以上はあるのではないかと思われます。

私は美容師なので、どうしても美容室で販売しているシャンプーの肩を持ってしまいがちなんですが、美容室以外で販売されているシャンプーのすべてを把握している訳では当然ありません。
従って、美容室で売っているシャンプーが絶対良いですとは言い切れません。

しかし、それでは話が進まないので、市販のシャンプー剤と美容室のシャンプー剤の違いを説明して行きたいと思います。

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市販のシャンプーと美容室のシャンプーどちらが良いか

美容室のシャンプー

まず美容室で販売しているシャンプーですが、ドラッグストアなどではお客様が数ある商品の中から自分で選びますが、美容室では美容師がお客様にお勧めして販売するケースがほとんどです。

売る方の立場からすれば、健康そのものの髪の人より傷んだ髪の人の方が断然勧めやすいので、シャンプーもダメージヘア用の洗浄力がマイルドなものが主流になります。

また、美容室で販売している商品は、ある意味お店の顔でもありますので、この店の商品を使ったら髪が前より傷んでしまったと言う事になればお店の信用も落ちてしまうので、商品選びにはとても気を使い、充分納得のいくものを置いていると思います。

市販のシャンプー

美容室以外で販売されているシャンプーについては、例外はあるでしょうが、商品の品質や内容成分と言うよりは売れ筋、価格、良くTVCMで流れているなどが棚に商品を置く基準になるのではないかと思われます。

もちろんそこにはシャンプーのスペシャリストなどいませんから、ある意味玉石混合(良いものと悪いもの)の商品の中から自分で選ぶしかありません。

ここまで書いてくると美容室のシャンプーの方に軍配が上がりそうですが、美容室の数は全国で20万件以上とまさに星の数なので、すべての美容室が販売するシャンプーにこだわりをもって選んでいるかは分かりません。

「じゃ一体どうすりゃ良いのよ」とあなたは頭を抱えるでしょうが、結局自分で良い商品を見分ける目を持つのが一番で、そうすれば市販の物でも美容室の物でも関係なく選ぶことが出来るはずです。

これからあなたにシャンプー剤の見分け方について書いていきます。

そもそもシャンプーって一体何なの?

もしこの世にシャンプーが存在してなかったとしたら、あなたはどうしますか。
当然お湯だけで頭を洗うしかありませんよね。

しかしお湯だけではいくら洗ってもスッキリしないだろうなってことは、想像がつきますよね。
なぜなら、頭の汚れの大部分は頭皮から分泌される皮脂つまり脂です。脂と水は混じり合わないので、水分だけでは脂を落としきれないのです。

シャンプー剤の主成分は界面活性剤と言うもので、これが水と脂を混じり合わせる働きがあるので、汚れが落ちるのです。

界面活性剤とは

普通の状態では混じり合わない水と脂の間に立ち、両者を結び付ける役割を行うのが界面活性剤と言うもので、親水基と親油基という2本の手で、親水基は水を親油基は油とそれぞれ手をつなぎ、両者を混じり合わせて乳化状態にして洗い流しやすくするのです。

つまりよくTVCMで言う、「汚れを浮かして落とす」と言う事です。
界面活性剤はシャンプーのみならず、化粧品や食品など実に幅広い分野で利用されています。

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界面活性剤は何から出来ているの?

このように幅広い分野で使われている界面活性剤はその原料も様々で、動物の油脂、昆布、サトウキビ、さらに石油などたくさんの原料から作られており、その原料により性格が違い、おもに3種類に分けることが出来ます。

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高級アルコール系界面活性剤

おもに石油から合成されます。

洗浄力が強いのが特徴で、その強さゆえ髪や地肌にダメージを与えることも多く、様々な添加物を混ぜてダメージを補うようになっています。
ただ原材料が石油でとても安価なので、市販のシャンプー剤で安価なものはほとんど高級アルコール系です。

せっけん系界面活性剤

原料はヤシ油などから作られます。

原材料も比較的安価で洗浄力は強いが、刺激は少なくて良いのですが、シャンプー剤で使用すると髪の毛に若干せっけん分が残りやすく、髪がきしみやすくなります。

アミノ酸系界面活性剤

昆布やサトウキビなど、主に天然の物から合成されます。

洗浄力はマイルドで、皮膚への刺激も少なく、現時点では界面活性剤の中では一番良質なものであると言えます。ただ原料が天然の物なので、価格は高めになります。

 

星の数ほどあるシャンプー剤も、たったのこの3種類に分類されます。
あなたはどのシャンプー剤を選びますか?

「私は脂性ですぐに頭皮がべたつくから高級アルコール系にするわ、値段も安いし」と思ったあなた、ちょっと待ってください。そもそも頭皮の脂は、何のために出るのでしょうか。

皮脂の役割

綺麗な髪の条件で大切なのは、何と言ってもピカピカとした光沢です。皮膚だってガサガサしているより、つやつやしていた方が絶対良いですよね。

髪の毛や皮膚につやや潤いを与えているのが、実は分泌される皮脂なのです。
たとえ高価な栄養クリームやトリートメント剤と言えども、自分の体から分泌される皮脂にかなうものではありません。

この大切な皮脂を根こそぎ洗い流してしまうのは、実にもったいない事です。

長い髪の場合、地肌から分泌される皮脂が毛先まで到達するには、4~5日はかかります。
ですから、穏やかな洗浄力で必要な脂分を残せるシャンプー剤が一番良いと思いませんか。

良質なシャンプーの見分け方

良質のシャンプー剤を見つけるためには、シャンプー剤の表を見るだけでは分かりません。むしろ裏面にこそ、見極めるポイントが書いてあります。

容器の裏面には必ず使用している原材料が、すべて書いてあります。

書き方にはルールがあり、使用量の多いものから書かねばならないので、最初に書いてあるのは水で、その次に書いてあるのが界面活性剤なので、これを見て判断します。

高級アルコール系の名称

ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス塩酸アンモニウム、ラウリル硫酸塩などラウリル、ラウレス、○○硫酸と書いてあるものはほぼ高級アルコール系です。

石けん系

脂肪酸塩、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム、アルファスルホ脂肪酸エウテルナトリウム

アミノ酸系

ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸Na、グリシン・メチルアラニン・グルタミン酸・メチルタウリン・サルコシンなどの名前が入っているもの。

 

これらの名前を原材料の水の次に見つければ、そのシャンプーが何系なのか見分けがつくと思います。
あと原材料の数がやたらと多いものは、合成の添加物が入っている可能性が多いです。

この事を頭に入れておけば、ドラッグストアだろうと美容室だろうと関係なく良いシャンプーなのかそうではないのか解ると思います。

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まとめ

家族や友達とは顔を合わせないことがあっても、シャンプーを使わない日はほとんどありません。
人とシャンプーを比べるのもどうかと思いますが、それだけシャンプーは身近な存在です。

だからこそ、慎重に相手を選ばねばなりません。優しい表情を信じて付き合ったら、実はとても冷たかったなんて言う事もあります。

シャンプーは家族や恋人よりも、ある意味親密な付き合いをする相手ですから、見る目をしっかり養いましょう。

 

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