裏事情公開!美容師の雑談の目的とは?

美容師

皆さんは、美容師さんとの会話は苦手でしょうか?
昔から様々なメディアで取り上げられたり、ネットの掲示板に専用のスレがあったりと、よくお客様に世間話などをする美容師さんに対しては賛否両論ですよね。

美容師さんの雑談に対しての批判を、私も実際に見たり聞いたりしていると、正直辛いです。
ですがそれを知っていても、世の中の美容師さんのグイグイ来るトークはなくなる気配はありません。

では、何故美容師さんはあんなにも話しかけてくるのでしょうか?今回は、美容師さんのトーク事情についてお話しさせていただきます。

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美容師は雑談好き?それとも会社命令?

調べれば調べるほどに、美容師さんの雑談に対する批判はあふれ出てきますね。
その中でも特に多く見かけるのは、

美容師『お仕事何されているのですか?』『お休みの日の過ごし方は?』
客『プライベートを聞いてくるな!』
美容師『この後、お出かけですか?』
客『このまま帰りますけど悪いんですか?』etc..

美容師の私としては、耳の痛い話です。
そしてさらに調べてみると、おしゃべり美容師さんに対して同業者の美容師さんが物申す投稿や記事を見つけて、読んでみると…

  • 若い美容師は空気を読む能力に欠ける!
  • 美容師はまず技術!それを理解しておらず会話で誤魔化している

このような意見が多かったですね。
もちろん擁護する意見も多少ありましたが、大半がうちの美容室は空気読めます!といった内容でした。

 

少し話がそれてしまいましたが、美容師さんは何故雑談をするのか?
それは会社命令だからです。

ですので、若く経験の浅い美容師さんほど先輩美容師からの強い圧力によって支配され、雑談をすることを強要されています。お客様が完全に引いているなどはお構いなしなんです。

会話をしていないと後でみっちりと攻め立てられることになり、その時にしっかりとした理由を考えていないと、営業終了後に説教タイムになってしまいます。

これが、若い美容師ほど空気の読めない会話をする主な理由です。

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美容院に行った時の美容師さんとの会話が苦手って人結構いますよね。人見知りだったり、疲れている時はできれば黙っておきたい・・・。けど、話しかけられたら答えなきゃ感じが悪いしなぁ~と感じて美容院が苦手な人が多いんですよね。そこで、今回は美容師の目線からなんでお客さんに話しかけるのか理由と会話が苦手な時の対処法をご紹介します。

なぜ先輩美容師は若い美容師に会話をさせるのか?

これにもしっかりとした理由があるんです。
多くの人が思っているであろう美容師さんのイメージとして、普段からお話し好きで明るく、社交的な人が多い。こんな感じでしょうか?

もちろんほとんどの場合はその通りですが、だからと言って仕事中も同じようにお客さんに接することができるかと言ったら、それは大きな間違いなんです。

特にアシスタントと言われる美容師見習の新人さんは、顕著に表れてしまいます。

ただ髪を乾かすにしてもシャンプーにしても、技術が完全に身についていない間は、そのお客様の骨格や髪質をしっかり頭の中にイメージしてどのようにブラシを通すか、ドライヤーの当てる角度や髪の乾かし具合などとても神経を使って施術をします。

そんな時には気付くと顔が真顔になり、真剣そのもの。
見習いの間はまだいいのですが、そんな余裕のない仕事っぷりではスタイリストとして昇格させるわけにはいきません。

 

ですので、施術をしながらもしっかりとした会話ができるよう普段から練習させるように、先輩美容師は後輩にお客様と会話をさせるのです。

そんな時に対して頭を使わなくてよいセリフとして、『今日天気良いですね!』という会話に発展するわけです。見習い時代から言っているので、スタイリストさんも良く使用していますよね?

 

そしてもう一つは、ヘアケア商材の勉強や提案の練習です。
美容室でシャンプー中やドライヤーで乾かしているときに、お店で使っている商品を薦められることはないでしょうか?

お店にもよりますが、ノルマのある美容室が多く、スタイリストとしてカットをするようになると日々数字を求められます。

そんな時に商品知識がまったくない、薦め方がわからないなんてことにならないように、しっかりと見習い時代から勉強させるようにしているわけです。

スタイリストになっても売り上げが低いうちは監視は終わらない

スタイリストさんでも、不自然なほど会話の多い人がいますよね?
ぐいぐい来る人、異常なほど自信たっぷり…お客さんからしたらドン引きですよね?

ですが、これにも悲しい大人の事情が・・・

美容師は会話の主導権を取られるわけにはいかない

同業者にはこれを観たら怒る人がいそうですが、実際にあります。
こちらから話しかけているときに結構返してくれるお客様の場合に、あまりに相手ばかりにお話しさせていると気を使われている空気が出てしまいます。

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それを見た店長などから、『お前が接客されてんじゃねえ!』というお叱りを受けることがあります。
そうならないためにコチラもグイグイとお客様の会話内容に上乗せして、こっちがメインで話すようにするときがあります。

せっかくお話してくださったお客様には大変申し訳ないとは思っていますが、美容師も雇われて社員である以上、お客様ファーストだけではNGなんです。

 

美容室は完全な縦社会です。
自分を成長させたければ先輩の言うことは第一に考える必要があり、それが結局はお客様のためになると信じて行動できなければいけません。

そのような事情もあり、美容師さんは会話の主導権を取られるわけにはいかず、積極的に会話をしています。

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まとめ

今回は、結構な裏事情を話してしまいました。

解って頂きたいのは、このような美容室だけではないということ、そしてプライベートや今後の予定を聞くこともお客様へのスタイル提案の幅を広げることができるので、美容師さんにとってはお客様の日常はとっても知っておきたいことの一つです。

私はスタイリストになってもお客様との会話を上が監視することには反対ですが、アシスタントの見習い美容師さんの会話については大事と思っています。
苦手な方は、予約時などに会話が嫌いな旨を伝えて頂けると幸いです。

 

どんな美容師にも見習い時代というものがあり、それは会話一つとっても同じです。
日常の会話と仕事をしながらの会話は全くの別物。訓練なしでできる人は、ごく稀なんです。

どうか温かい目で見守って頂けると今後美容師さんを目指している学生さんたちも励みになると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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この記事を書いた人
大田原宏

美容師の大田原と申します。
自身の経験を生かして、さまざまなお悩みを持っている方に少しでもお力になれればと思いヘアケアや育毛・薄毛に関する記事を書いております。

毛髪関連だけではなく、美容師の知られていない意外な業界事情なども書いておりますのでお楽しみいただければと思います。

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